6.煙突掃除




 薪ストーブを設置した際、何事も結構アバウトな施工者(伊澤さん)がどうしたことか
真剣な眼差しで諄いほど言っていたことが

煙突火災が一番恐いので
1.庫内の温度調節はもちろん煙突内のススにはくれぐれも注意するように
2.その為には薪はヤニの少ない広葉樹を使うように
3.良く乾燥した薪を使用するように

といった事であった。

 設置当初、本体より煙突の部材の方が遙かに値段が高いという事にショックを受けていた私としては
「煙突 命!!」  何でもおっしゃる通りにいたします。

 薪ストーブMLのオフ会でもイヤと言うほど煙突火災の恐ろしさを知らされていた私達は
今年遂に 命の煙突 を自ら掃除する事にしました。実を言うと去年は掃除の仕方が分からず
業者に問い合わせた所、何万円もかかると聞いて結局伊澤さんにしていただいたのですが
その様子を見ていて
「何だか楽しそうだな〜。これなら自分でも出来そうじゃん」
それに当の伊澤さんからも
「これくらい、道具さえあれば自分で出来ますよ。」
と簡単に言われ、それならば!と言うことになったのでした。
 MLでも最近話題に上った
 『チムニーボール』

 先端の錘の重さでブラシを
 下に落としながら掃除をする。
 
  
 右下に写っているお隣のおじさん
 最初は私達にビックリしていたが
 「もし落ちたら、救急車呼んでください」
 と言ったら笑っていた・・

  最初はちょっと恐かったけれど
  慣れると周りの景色を見渡す余裕も
  出てくる。
えっ、えっ?掃除機!? ヤメテェ〜! 悪魔〜!! あ”〜! 
  この日、出てきたススはどんぶり約5杯程度。
 中には子供のこぶしほどのタールの固まりも
 幾つか出てきて、火を入れた時に聞こえる
 サラサラという音の正体はこれだったのか〜と
 しげしげと眺めてしまった。
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