★1997年2月
暖炉システムズ・インク  薪ストーヴの工事をお願いしたのは、愛知県岡崎市の『暖炉システムズ・インク』
 事務所にお邪魔した日は、かなり寒い日で、STOVAX社のシェラトンが、赤々と燃えていました。室内は、何とも言えず心地よい暖かさでした。 ストーブについては、全くの素人の私たちは、今になって思えば、とんでもない質問や、ちょっとミーハーな質問をしていたようです。そして、いろいろな機種の話を聞いて、最終的には暖房能力とデザインでストーブを決めました。
 一週間後、家に来ていただいて、ストーブの設置場所を決めて、次の土曜日には早くも工事が始まりました。今思うと何と決断の早かったことか!!



 工事当日は、朝から雪模様。十時には到着する予定が、途中道路が大渋滞、なんと昼過ぎの二時頃到着。最悪の天候のなかでの工事となりました。
黒い帽子が『伊澤さん』です。





 この日は伊澤さんと助手の人、そしてイギリスの焼き物の窯で使われていた中古の煉瓦を積んでくれた、八十歳ぐらいのおじいさん、の3人での作業となりました。 このおじいさん、一人でもくもくと煉瓦を積んで、一人で土をこねて、無駄口は一切無く、これぞ『職人』という感じでした。煉瓦の接着はセメントではなく、昨日近くの山から採ってきた、珪藻土にただ水を混ぜるだけただそれだけ、木の根っこ、草なども一緒に混ざってました。これが一番だそうです。
 我が家にやってきた『みにくいアヒルの子』実物を見たのは、もちろんこのときが初めてで、思ったり小さく軽い感じがしました。
 純日本家屋の我が倶楽部ハウス、煙突の取り回しには苦労しました。天井に穴が開いたところです。
 まっすぐの煙突になるはずもなく、天井裏で二回そして下で二回曲がることとなりました。


とりあえず完成!!おめでとうございます。
煙突です。北側の屋根から出ています。
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