まんぼう 翻車魚倶楽部
航海日誌since July 2000

★2000年7月★
★7月15日・里山体験塾に参加して。集合場所『雄琴駅』
 時々アウトドア雑誌のイベントに参加している翻車魚一家だが今回は、まんぼう1人で参加する事になった。場所は滋賀県大津市仰木。メインの講師は、自然写真家・今森光彦氏。今森氏は最近 『NHKスペシャル』や『生きもの地球紀行』などでここ仰木地区の棚田を中心に里山の生きもの、風景、人々の営みを,ていねいに取材している。
この里山体験塾は、三回のシリーズで、第一回目は、棚田の整備と自然観察。第2回目は棚田米の収穫。第三回目は冬の自然観察と雑木林の手入れ、となっている。実は三回目の雑木林の手入れに一番興味があるのだ。
 当日、朝7時30分頃、家を出発。鈴鹿峠を越え国道1号線を土山、水口、栗東と進み県道11号、琵琶湖大橋を渡り国道161号で、集合場所の雄琴駅に10時頃到着。距離にして約100km。駅にはスタッフと参加者数人がすでに来ていた。
 集合時間の10時20分をすこし過ぎて、電車での参加者は、主催者のチャーターしたバスに乗り込み、車できている参加者はこのバスの後について現地へと向かう事約15分、現地本部の平尾自治会館(写真下)へと到着。そして開塾式となった。
平尾自治会館参加者は、30名ほどで、子供も5名ほど参加。気合いの入った人は、マイ捕虫網を持参して子供のようにはしゃいでる人もいる。後で解ったことだが、今回は昆虫大好き人間と、ネイチャー写真派、に分かれていた。ムシ大好きの人は、捕虫網はもちろん、三角紙とか、池に仕掛けて虫や水生昆虫を捕るための網などのいろいろな捕虫グッズを持参していた。
それとカメラメーカー・ペンタックスが協賛していて、AF一眼レフカメラMZ−3をお借りすることが出来た。2日目には、マクロレンズを使っての写真の取り方教室も開かれた。
 今回参加の記念品は、村上康成氏デザインのフィールドノート・5冊入(¥2000)とNo入りのIDカード、ストラップ付。ちなみに翻車魚の番号は何と1番。どうやら申し込みが一番だったらしい。
参加費は¥28000なのですこし物足りないマンボウでした。もちろん食事合計4食付き
で地元の方の親切なホストぶりを考えると安い!のかも・・・。
BE−PALフィールドノート今森さんのサイン入りサイン入り
★『開塾式』
地元世話人の方今森光彦さん さて開塾式では、地元の世話人代表のご挨拶やら今森氏のご挨拶やらののち、着替えていよいよ棚田を目指して出発。この日は幸いにも曇天できびしい陽射しはなく助かった。でも気温はかなり高くすこし歩いただけで汗びっしょりという状態。
 滋賀県のこのあたりは『石の里』と言われ、あちらこちらから丸い形の石が出てきて、これらの石はよく見ると石仏で、なぜこんなにもたくさん出土するのかは解らないらしい。自然の恵みに感謝し、大地に神様に感謝している、そんな気持ちから地元の人はこの石を道の傍らに祀り、花を欠かさずお供えしている。
そんな話を聞きながら、ぞろぞろとスタッフも含めると50名ほどの集団が移動。集落から離れてだんだん田んぼが多くなりやがて見渡すがぎりの緑の絨毯になった。
  田圃の傍らにあった石仏


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