まんぼう 翻車魚倶楽部
航海日誌since July 2000

★10月7日『恒例・秋のキャンプ』

 毎年この頃は、uminohaさん一家と一緒にキャンプに出掛けている。いつもは近くの町営キャンプ場に出掛けるのだが、今年はキャンプ場ではないところで、2泊3日の予定でやって来た。
 場所は、家から車で約1時間の山あいの村。ここはまんぼうの、高校時代の同級生の、おじいさんの家で、現在は空き家になっている。昔は造り酒屋をやっていたらしいが、戦前には廃業し、今は酒蔵も壊されていて、広い芝生の庭になっている。庭には、大きな銀杏の木とメタセコイアの大木がある。周囲は山で、この集落が最後で先は行き止まり、従って車の通行もあまりなく静かな所なのだ。
 東側の山は雑木林になっている。

 さて今回は天気が心配で、後半はかなり雨の確率が高い。まあ、いざとなれば撤収して帰ろう、と言うことで、途中いろいろな買い物をして昼過ぎに現地に到着。uminohaさん一家は夕方到着予定。

タープ、テントの設営をして、子供たちは、バドミントン、まんぼうは雑木林の探検、sijimiさんは夜の料理の下ごしらえである。
 
 キャンプの時の食事はいつも悩んでしまう。定番のバーベキューは飽きてしまったし、かといって焼き物がないのは寂しいし・・・。で、ダッジオーヴンの登場だ。牛すじ肉をみそ味で煮込んで、土手煮風にしてみることにした。一緒にゴボウとか、こんにゃく、そして最後にネギをタップリかけて出来上がり。最初シングルバーナーで火を通して、あとは焚き火の側においてじっくり煮込む。あとは本でも読んで、uminohaさんの到着を待つことにした。
そして、みんながそろって宴会になだれ込んでしまった。次の朝、気持ちがとっても悪い。トホホ・・

 次の日、天気予報は昼頃から雨の予報。
実は今回のメインは、この日の昼食。uminohaさんのマダム、くさ奥様が、南フランスのイメージでガーデンパーティー風に、いろいろな料理を用意していただいた。テーブルには生ハム、スモークサーモン、各種野菜、インゲン豆のサラダ、そしてパエリアが、所狭しと並んだ。いつも失敗しているパエリアも、パエリア専用のお米を使ったためか、大成功、味付けもはまぐり、エビの出汁が利いて最高の出来だった。


 シャンパンを空けて、料理に大満足していた、みんなだったが、やっぱり1時頃から雨が本格的に降り出し、やむなく撤収と相成った。


 最後は残念な結果になってしまったが、近くにこんな素敵なアウトドアフィールドが発見できて次回の計画がとても楽しみである。

    

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