まんぼう 翻車魚倶楽部
航海日誌since July 2000

★7月22日・伊勢湾オープンヨットレース
スタート 海の日の近くに行われる『伊勢湾オープンヨットレース』に参加。今年で三回目の参加である。レースは、船の性能によって大きくAクラス、Bクラスに分け、各艇のハンディキャップを計算して順位が決まる。だから、着順と修正順位がある。Aクラスは主にレース艇、Bクラスはクルージング艇。私が乗る船はBクラスのクルージング艇なので、初日の今日はレースはなく、レースの裏方・コミッティーのお手伝いをした。津ヨットハーバーの沖に底辺が約2マイルの、直角三角形の形になるようにブイを設置してこの周りを時計と反対周りにヨットが廻り、順位を競う。
 この日はとにかく暑かった。西よりの風が6〜7m/sまんぼうとUさん、風はヨットにとって、手頃ないい風だった。本部船に乗り込んだが、この船にに日陰はあまりなく、12時まえより4時頃までの間、炎天下での作業となった。レース艇がスタートしてしまうと特に仕事は無い。お弁当を食べて、ビールを飲んで、トップの船がフィニシュするまでは、ただ波に揺れる船の上で、日焼けする事となった。この日の最高気温は何と39.7度だったらしい。レース終了後ヨットハーバーに戻る途中(西風ということは陸の方から風が吹いているわけだが)風がだんだん生温い風になってきたのには驚いた。(写真左側がUさん)
 私が、いつもお世話になっているのは、近所にお住まいのUさん、我が家のわかめと、同じクラスのお子さんがみえる。Uさん所有のヨットは、全長28ftのクルージングヨット『NATURE』。乗船定員は6名だが、今回は私と二人だけでのレース参加となった。2日目は風向きが変わり東よりの風。風速4〜5m/sの軽風、途中すこし風が強くなったが、重量級のこの船にはすこし苦手の風。コースは、ヨットハーバー沖からスタートして、松阪港沖の航路ブイを回って帰ってくるというもの、距離にして約30マイルほど。
 スタートは10時。ほぼジャストにスタートでき、まあまあかな、と思うのもつかの間、クローズホールドのレグとなり、スピードとのぼり角度の差は、歴然、すこしずつ順位は後退していった。参加艇は80隻ほどで、フィニシュしたのは、午後2時頃。レース結果は後ろから数えてくれ(笑)。参加することに意義がありの精神で、今日一日何本ビールを飲んだのだろう?、という一日でした。良く焼けた。

    

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